瓶の中に「誰か」に宛てた手紙を入れて、栓を閉めて海へ投げ入れる。
「投瓶通信」という。
海を漂いながら、どこかの砂浜に流れつくかもしれない。
波間に揺られるまま、船に乗った「誰か」がみつけるかもしれない。
どこにも届かないまま海の藻屑となるかもしれない。
届くか届かないか知れないが、たった一人の「誰か」が拾いあげて、その手紙の言葉を読み、その言葉が世を動かす微かな希望になる。
多動に動き回りながら探究を深め、即興的に言語化されたことを荒々しく手書きして、瓶の中に託して放り投げる。
ここは言葉を投げるための場。
誰も確証めいては言えない、実証されていないことを言う場。